こんにちは、院長の波戸本です。
じっと春を待ち続けていたお花の蕾も、新年度から始まる新しい環境への期待も膨らむこの季節。
3月のイベントと言えば、ひな祭りですね。
可愛らしいお人形を飾って眺めて、とても楽しいですよね。
ひな祭りは、平安時代の無病息災を願うお祓いの行事がルーツになっているそうです。
さて、現代では歯の悩みがあれば歯医者さんへ行こうと考えますが、
昔の人々は歯のケアをどのようにしていたのでしょうか。
紀元前4,000年のミイラには歯槽膿漏にかかった形跡がある、という記録から
古くから歯の悩みはあったようですね。
平安時代では、位の高い方だけ抜歯などの歯科治療を受けることができました。
まだ現代のように抜かずに治療する技術はなく、抜歯が一般的だった時代です。
当時歯のケアといえば、うがいや、楊枝。
楊枝は、歯ブラシが今私達が使っているような形になる明治時代まで、歯垢を落とすものとして進化し
民衆に大変重宝されたと言われています。
歯が痛くなったとき、江戸時代では内科医や外科医の他にも、
医師免許のない入歯師や歯技師といった人々も治療にあたることがありました。
現代のように歯科医師の地位が確立されたのは、明治から昭和にかけてのことです。
歯の悩みやクリーニングなど、今は気軽に専門の先生に相談できる時代になりました。
磨き残しのチェックや痛みがなくても気になることがありましたら、いつでもご相談ください。
お待ちしています。
院長
2016年 2月 の投稿一覧
鬼はそと!福はうち!
こんにちは、院長の波戸本です。
鬼はそと、福は内!
2月3日は節分。
掛け声とともに鬼に向かって豆をまくことで、災いを追い払うと言われていますね。
豆をまく理由には諸説ありますが、そのひとつに
“魔(=鬼)の目”に豆をぶつけて“魔を滅する”という語呂合わせもあるようです。
豆まきには大豆が用いられる事が多いですが、
大豆には良質なタンパク質やカルシウム、ビタミンEなどが豊富に含まれています。
タンパク質は、歯を構成するのに必要不可欠な栄養素です。
さらに大豆に含まれる「大豆イソフラボン」と呼ばれる成分には、
骨密度の低下を抑える働きがあり、歯を支えている「歯槽骨」や「顎骨」の健康維持にも
効果があると言われています。
お豆腐や厚揚げ、納豆や煮物など、積極的に摂っていきたい食材ですね。
丈夫で健康な歯を維持するためには、毎日の食事はもちろん、定期メンテナンスも欠かせません。
クリーニングや口内のチェックなど、ご来院お待ちしております。
院長